立ちっぱなしで作業などを長時間していますと
足(特にふくらはぎの部分)がだるくなってきて辛いですよね。
立ち続けることにより疲労物質が足に溜まり痛みやだるさを覚えます。
その時、片方の膝を曲げたり伸ばしたりする事が多いのではないでしょうか。
膝の曲げ伸ばしにより、ふくらはぎの筋肉が動きますが
ふくらはぎの筋肉は膝を曲げるほかに
つま先を下げる(かかとを上げる)など足首を動かす作用もあります。
ふくらはぎの筋肉を動かすことで
心臓へ戻るほうの血液の流れを助ける作用があります。
そのため、同じ立ち仕事でも足を動かしている時の方が
ふくらはぎの筋肉が動きますので
足は疲れますが、立ちっぱなしの時のような
不快感を感じることは無いと思います。
両かかとを上げたり下げたりする動きができれば良いのですが
仕事中だと目立ちますし作業もやりにくいです。
そこで、立ちっぱなしでの作業をしながら
あまり目立たずにふくらはぎの筋肉を動かす方法を
お伝えしたいと思います。
まず、動かしたい方の足を少し前に出します。
前に出せない時は、つま先を外側に向けます。
そのまま、かかとを上げたり下げたりします。
次に、つま先を上げたり下げたりします。
その後に靴底の外側は床に付けたままで、内側を上げたり下げたりします。
反対側も同じく動かします。
20~30分ごとにすると良いと思います。
このやり方ならば作業に支障をきたさずに
目立つことなく出来ると思います。
周りに人がいる場合は気にされると思いますが…
最後に自宅でも出来る簡単なセルフマッサージを紹介します。
まず、膝を曲げて太ももの内側の付け根を親指で
次に、膝の裏を両手の中指と薬指でマッサージをします。
その後、足の親指から中指までを
反対側の手の人差し指と中指で挟むようにそえます。
軽くそえたまま足の指を曲げたり伸ばしたりするように
手を素早く動かします。
この時、指で挟んでしまいますと
なめらかに動かす事ができませんので
指は軽くそえたまま動かしてください。
次に、足首の内くるぶしに両手の親指を挟むように当て
外くるぶしに両手の人差し指を挟むように当てます。
両手でしぼるように素早く交互に動かします。
この時、強く握らずに軽くそえる感じで動かしたほうが
心地良いと思います。
ぜひ、試してみてください。