マッサージ師が肩こり・首こりを感じたら
どうしているの?

作業中に肩や首がこったとき、自分でさすったり、もんだりしてますよね。
私も自分でマッサージをしています。
昔は肩こりをよく感じていましたが
有酸素運動(ランニング)をするようになってからは
長時間、同じ姿勢を続けても肩こりを感じることがほとんどなくなりました。
それでも肩こりを感じるときはあります。
そんなとき、どういう風に自分でほぐしているのかをお伝えしたいと思います。
まず、こってる側の耳の後ろにある
出っ張った骨の下に、こってる方の人差し指を置き

乳様突起の位置

まっすぐ下にたどって行きます。(画像は斜めに見えますが…)
止まったところから、肩先のほうへ人差し指1本分ずらします。
そこへ反対側の親指をあてます。

肩甲挙筋の指圧

ほかの4本の指は肩の後ろ側をしっかりと支えてください。
みぞおちと背中の間の方向に向かって
親指でゆっくりと押していきます。(5秒)
押すときに息を吐くことによって
より深く圧が入ります。(痛く無いように押してください)
親指を少しずらして、一番ひびくところを探してみてください。
このやり方で、仕事の合間にマッサージをしてみてください。
休憩中は、首周りの筋肉もほぐしてみましょう。
先ほど説明をした耳の後ろの骨から、さらに後ろのくぼみに
親指をあて、そこから頭の後ろの骨のきわに沿って
真ん中に向かって押していきます。(往復してもいいです)

上項線に沿って

次は両手の人差し指と中指(または中指と薬指)を
頭の後ろの骨の出っ張りの下にあてて、下に向かって押していきます。
首の後ろの骨を押さないように、その両端を押していきます。
届くところまで押してみましょう。

後頚部のマッサージ

こうすることで、一時的に楽になると思います。
普段から肩周りの筋肉を
体操(両手を肩に置いて、肘を回すなど)で柔軟にして
ウォーキングなどの有酸素運動で血流を良くすることにより
マッサージの効果も上がり、肩こりになりにくい体質になると思います。
よろしければ、試してみてください。

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